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【カウンターテナー藤岡宣男つれづれ日記】
<カウンターテナーとは?>
 女声のアルトの高さを出す男性の声のこと。あるいはアルトを歌う男性歌手のこと。 イギリスでは、昔から特に合唱音楽の領域において、女声よりも男性アルトが好まれていたため、発展して行きました。 現在では、かつてカストラート呼ばれた人々によって歌われていたオペラや宗教音楽など様々なジャンルに用いられています。
これから心に浮かんだこと、興味の湧いたことなど、思いついたままに綴ってゆきたいと思います。
2003年12月
 
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▼2003年12月31日 (水)   -- No.[20]

今日の言葉:平成15年の締めくくりにおくります。
「既存のものは常に古くなる。

 あらゆる行動と決定が、
 それを行った瞬間から
 古くなり始める。」

 (創造する経営者、P・F・ドラッカー)

昨日は、年末、日ごろお世話になっている気功整体の田中健二先生に一年の垢をとってもらい、さらにチェンバロの綾部曜子氏(現在は林夫人として大阪在住)夫妻の訪問をうける。最後の忘年会にて朝方まですごす。そして今日はのんびりと行く年を送り新しい年を迎えます。

来年も攻撃の年にしたいな。でも歌声はあくまでも安らぎを与えつづけたい!




▼2003年12月29日 (月)   -- No.[19]

今日の名著:嵐山光三郎著「死ぬための教養」
久々にヒットのエッセイです。帯には「宗教なんてもういらない。いかに死ぬか,それが問題だ」とかかれています。彼自身および恩師や友人の死に遭遇して(しかけて)そのときに読み返した本が多く出てきます。読書好きなかたは、この本から新たに読書の輪を広げてゆくのも面白いでしょう。

今年も終わりが近づきました。ほとんどの会社が前の金曜日が,遅くとも今日の月曜日に終わりのようです。サービース業はこれからも大変でしょうけれども。

今年は友人のおかげでHPも一新でき、試聴コーナーやネットショップも構築、さらに新星堂さんでCDを扱ってもらうなど、2002年の初CDから数え7枚目までリリース。一枚はスタジオで完全オリジナル曲にも挑戦しました。2001年の2月のソロリサイタル活動から毎年必ず「音楽の友」のコンサートレビューにはお世話になっています。神奈川エリアに移り住んで5年半、少しずつ人の縁も増えてきて、小林道夫先生、塚田佳男先生、小原孝あにいにも出会うことができまし。またオフィスTW2のほうも「表現することはすばらしいアート展」「音楽はこころにやさしいコンサート」「天山『歌座』」「横浜世界平和祈念コンサート」等の企画も軌道にのり始め、多くの実力ある音楽家たちとよき出会いを果たしました。
今年は新たに名古屋と、仙台でもコンサートができ、活動にすこしずつ広がりをもたせることにも成功しました。

さて来年は、、、
もっと貪欲に(音楽に対してですよ)
節制に努めて、
レパートリーをもっと柔軟に増やし、
よりお客様に楽しんでいただける演奏を!


ということで年末ぎりぎりまで、あらたなレパートリーのための楽譜の整理に追われているところです。

みなさまも良いお年をお迎えください。もうしばらくある今年の日記は、書けるかどうか未定ですので。とりあえずご挨拶まで。



▼2003年12月24日 (水)   -- No.[17]

今日のテーマ曲:ビング・クロスビーの歌で「ホワイトクリスマス」
12月25日はイエス・キリストの誕生日。それを祝い喜ぶのがクリスマス。この説明はどうも正しくはありません。実は、聖書の中には、はっきりとした誕生日についての記述はないそうです。また、キリストが誕生したときは、羊飼いがその晩、野宿をしていたと聖書に書いてありますから、冬ではなかったであろうと想像できます。では、どうして12月25日なのかというと、古代ローマで冬至の時期に行われていた収穫の感謝と太陽の復活を祈る「冬至祭」。この祭がクリスマス、すなわちキリストのミサとして7世紀に公会議できまったそうです。

さて、サンタクロースですが。これは聖ニコラウスのことです。
4世紀の小アジア(今のトルコ)に実存した、ニコラスがモデルです。 彼は、貧しい人や、子供たちを助けたことで後に聖人とされて、聖ニコラウス(Saint Nicholas)と呼ばれました。 ヨーロッパ各地で、彼は称えられ、毎年12月6日に聖ニコラス祭が行われました。 オランダの言葉で、シンタ・クラースあるいは、ジンタ・クロース。 この呼び名がアメリカに伝わり、悪い言葉でいえば、なまって?「サンタクロース」になったそうです。 つまり、サンタクロースは、オランダ系移民が作った新しい町ニューヨークで生まれたということになります。

また、世界的に「サンタは赤」を広めたのは、コカ・コーラ社です。社のイメージカラーである「赤」のコスチュームで身を包んだ等身大のコカ・コーラ社のサンタクロースは、その露出量ともあいまって、人気に拍車をかけました。それまでのサンタの姿は、妖精風だったり、子供だったり、服も青や白やらと各地で様々だったようです。

では日本での最初のクリスマスは?
時は、1566年(室町時代)までさかのぼります。三好義継と松永久秀が境の地での決戦中。 その決戦の中にいた両軍合わせて70人のキリシタン武士が一時休戦して祝ったといわれています。 イブの日に礼装してミサを行ったということです。 もちろん、すぐ翌日には、戦闘が再開されたそうです。

みなさんはどんあクリスマスをすごしますか。もうずいぶん昔から、クリスマスのいわゆるイベントを行っていない僕は、いつものとおり、というかそれ以上に静かな日を送る予定です。




▼2003年12月23日 (火)   -- No.[18]

今日のテーマ曲:ドニゼッティ作曲歌劇『愛の妙薬」より「人知れぬ涙」
フェルッチョ・タリアヴィーニというテノール歌手をご存知だろうか?
95年に無くなった歌手の40年代のCDが6枚組で発売予定(もうされたかも)で、たまたまネットラジオで彼の歌声をきいた。

現代のオールマイティー型、馬力全快テノールになれている僕の耳には非常に新鮮な響。とにかく甘い。オケをバックにしながら、これほどの弱音まで使っていいのかというくらい、ピアニッシモも多用され、決して力で押し付けがましい音を出すことはない。

彼の芸術はベルカントの至芸とよばれるが、ベルカントとは従来このように無理なく自然でかつ甘く響きを重視した発声であるということを再確認させられる歌唱だ。

僕が聞いた録音ではピアノのところでは確実に裏声をつかっていると聴こえた。曲想にあわせ表と裏の声を使い分け、混ぜていた。

テナーの方は是非参考にされたらどうだろうか。

僕自身はカウンターテナーとして歌う際にも表声と裏声を使い分けている。両者がかぶる音域を一オクターブほど持っており、それを様式や音型によって使い分けるわけである。もともとが高めのテノールの声なので、低音を響かせたいときは表声を多く混ぜて歌う。タリアヴィーニの歌声は僕自身の歌唱にも参考にもなった。



▼2003年12月22日 (月)   -- No.[16]

今日のテーマ曲:イブ・モンタン「枯葉」
カウンターテナーの僕とは対照的に渋い声です。シャンソンはピアフとモンタンが好きですね。たくさんフランス歌曲もあるけれど、シャンソン風なRで(巻き舌でなく)オンマイクでドビュッシーとか歌ってみるのも面白かったりして。

さて、健康について最近では心理的な影響が大きいことが取りざたされていますが、事実科学的裏付けもしっかりあるようです。

栄養生科学者の佐藤富雄さんは「どんなに身体によいものを食べ、しっかり運動しても、心の状態が「快」でなければ、オプティマル・ヘルス(最高の健康状態)は実現しません」と今日の毎日新聞で書いています。(コラム「120歳まで元気に生きよう」最終回)

氏によると以下の5つが大事だそうです。
1、良い自己像を持つ
2、肯定的な言葉をつかう
3、日常にときめきを見つける
4、異性を意識しつづける
5、未来に希望をもつ

特に1,2,は意識している方も多いと思います。3の「ときめき」というのは、改めて言われるとなるほどと思いますね。進歩を実感できる仕事や趣味をもつこと、ふとした思い付きでいつもと違ったことをやってみる、
心の充実感や非日常的な行動がもたらすときめきによってストレスは解消され、発想も広がるそうです。

だから、音楽会に行ってみましょう!というのはちょっと飛躍ですか?!!


▼2003年12月21日 (日)   -- No.[15]

今日のテーマ曲:マスネ作曲「タイスの瞑想曲」
簡単に言うとこのオペラではタイスという娼婦を助けようとしたお坊さんが逆に堕落してしまうというミイラ取りがミイラにという話らしい。あるヴァイオリニストの話によるまた聞きなので。間違っていたらすみません。

それにしても美しい曲ですよね。タイスとはさぞ美しい女性に違いない!

クリスマスも近づき、また年の瀬でもあり、皆さんも忘年会のシーズンに突入したと思います。鎌倉、横浜にきて来春で6年です。さすがにこれくらいになると、少しずつ関東圏の友人もでき、忘年会もどきにも誘われます。というわけで、ちょっと疲れた胃をいたわるつもりもこめ、今日はかの『酸素カプセル』に入りに久々に行ってきました。

ヨガの達人とかは自ら血液を高濃度の酸素で満たすことができるそうです。気やオーラとかいったものもその酸素はその養分になるのかもしれません。多くの地球上の生物が酸素を必要としているのも偶然ではないでしょう。

かつては窓を開ければ新鮮な空気が入り、まず朝起きると窓全開というのがTVドラマでも定番でした。いまや屋外の空気も汚れ、新鮮な空気を作り出す空気清浄機市場が暑いといわれています。

空気をよむ。空気が違う。などの言葉がありますが、さあたまにいろんな場所でその空気の違いをあなたの鼻でかぎ分けてみませんか。自分の居場所を発見するアンテナが高感度になるかも。


ここでお願い。だれかポルポラの作ったファリネッリのためのアリアとか、バルトリの歌ってるちょっと珍しい声楽曲の楽譜のありかを知りませんか?
探してます。心当たりのあるかた。連絡よろしくお願いします。


▼2003年12月20日 (土)   -- No.[14]

今日のテーマ曲:グリーグ作曲ピアノ協奏曲イ短調第2楽章
うーん美しすぎる。北欧の自然を彷彿とさせる甘美なメロディーです。
昨日からはじめた魔法の言葉「僕はついている」

今日はどんな「ついてる」ことがあるでしょう。
日記といいながらいつも適当な時間にかいてるので、今はまだ昼。
今日から結構オールオフの日が年末まであります。今年の最後を存分に楽しもうと思っています。まずは高田馬場で鍋パーティー。誘ってくれた作曲家しかしらないので、どのようなミーティングになるやら。個性はぞろいらしいのでキャラ濃くしていかねば!

ミュゼ浜口陽三という美術館で演奏することが決定。詳細は後日お知らせしますね。僕のほれ込んでいる版画家。メゾチントという技法を編み出した方です。是非皆さんにも見ていただきたいアーティスト。興味のある方は検索してたずねて見てください。僕の名をいうとキュレーターの方はわかるはずなので。よろしく


▼2003年12月19日 (金)   -- No.[13]

今日のテーマ曲:ヘンデル作曲歌劇「リナルド」より「愛する妻よ」
この曲と「うぐひす」を歌い東京室内歌劇場のオーディションに受かったのですが、特にこの「愛する妻よ」では2001年6月に受けたカワイクラシックオーディションで畑中良輔先生と伊藤京子先生から高い評価をいただき最優秀賞をいただいたことで思いで深い極です。1月28日に日本橋公会堂で行われる東京室内歌劇場メンバーズコンサートでも歌う予定です。

クラシックのこういった団体に属するとチケットノルマが課せられる場合があります。というわけで今回はノルマを受けることに。で、今日は行きつけの飲み屋さんとかへ行くついでに営業して来ました。マスターも応援してくれて、いわく「佐久間良子でさえ座長公演を張るときは挨拶回りしながらチケットを自ら売るんだよ」と。最初のリサイタルから一年は結構こうした営業もしてましたが、ここんところプロデューサーまかせでした。そんなに有名なわけじゃなし。でも聞いてもらったお客様にはぜったいに喜んでもらえる自信があるなら、心からチケットやCDを薦めてもいいんじゃないかと。再び営業してみるか、と言う気になりました。

さてとあるメールマガジンが面白いことを書いていました。

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さて、最近話題の『ツイてる』という口癖。これはツキの大原則から始まり、『ツキの大原則』を真っ先に推薦してくださいました納税額No.1でおなじみの『斉藤一人(さいとうひとり)』さんを始め多の皆さんにプラスの言葉のキーワードとして広まっております。
ツイてる人間へ変わるためのステップとして『ツキは伝染する』をお届けします。『ツキは伝染する』この言葉には実は大きな意味があります。それは『ツキのなさ、運の悪さも伝染する』ということがこの言葉の裏に隠されているからなのです。

世の中の現実を見てもツキのある人の周りにはツキのある人が集まっており、ツキのない人の周りにはツキのない人が集まっています。

↓↓こんな会話がツイてる人の会話です↓↓

「世の中が不景気だ、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は不景気なんか関係ありません!

「上司に恵まれていない、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は仕事でやる気満々です!

「指導者が認めてくれない、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は必ず能力を発揮します!

「環境が悪い、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は必ず達成してしまいます!

↑↑全てツイてる会話、ツイてる脳に変身です↑↑
************************

ほほう。「今日もついている僕」チケットも売れたし、遅ればせながらの誕生日プレゼントもゲットそれもしゃれたアロマグッズに素敵な本等、これはHPを読んでくれていたに違いないですね。感謝!
「僕はついている、やっぱり」



▼2003年12月19日 (金)   -- No.[12]

今日のテーマ曲:ヘンデル作曲過激
↓↓こんな会話がツイてる人の会話です↓↓

「世の中が不景気だ、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は不景気なんか関係ありません!

「上司に恵まれていない、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は仕事でやる気満々です!

「指導者が認めてくれない、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は必ず能力を発揮します!

「環境が悪い、だけど私はツイてる!」
(ツイてる脳に変身)⇒ツイてる私は必ず達成してしまいます!

↑↑全てツイてる会話、ツイてる脳に変身です↑↑


▼2003年12月18日 (木)   -- No.[11]

今日のテーマ曲:ブラームス作曲『大学祝典序曲」
大学時代副科でトロンボーンを吹いていたころ、演奏した曲です。今日久しぶりにコンセルトヘボウの大昔のライブ録音で聞きました。素直に、わくわく胸躍る曲です。朝の景気付けにどうぞ。

さてフセインが捕まりました。実はこのこと自体も少し疑っています。本当はもう死んでいて替え玉ではないかとか、ずっと前につかまっていたけれどもこの時点でつかまったことにしたのでは、とか、おそらく死刑になるだろうけれど、死刑執行は行われず、かげで彼の人脈や金の経路をたどるために生かされ続けるのではとか。
いろいろ深読みかもしれませんが、マスコミなんて事実のきり方提示の仕方でいくらでも大衆を操作できますから。

BBCニュース等をインターネットで見てみても、なぜこの報道を今と言うものも多いものです。マスコミに関しては特に懐疑的に報道を読んでしまいます。

今までの歴史でいかにマスコミによって大衆操作が行われてきたかは明らか。
すべてを鵜呑みにするのではなく常に自分で考えようとすることが大切かもしれませんね。


▼2003年12月17日 (水)   -- No.[10]

今日の一言:心は創造の達人です。〜
そして、私たちは心であり、思いと言う道具を道いて自分の人生を形作り、その中で、さまざまな喜びを、また悲しみを、みずから生み出しています。私たちは心のなかで考えたとおりの人間になります。私たちを取り巻く環境は、真の私たち自身を映し出す鏡にほかなりません。  ジェームズ・アレン



▼2003年12月14日 (日)   -- No.[9]

今日のテーマ曲:happy birth day to you!
というわけで、誕生日がまためぐって来ました。今年は例年と違い、しんみりと自分を見つめる1日にしようかと思っています。今はまだ午後3時なので、残りの日をどう使うかは未定。あえて何も予定を入れないことにしてました。

人間の身体は3年で全部の細胞が入れ替わるそうです。石の上にも3年。この3年にはそういう意味もあるのかな。リサイタル活動にはいって来年の2月で丸3年になります。1クール終わりと言う感じでしょうか。この次の3年はどんな年になるのか。

生まれてきて感謝!


▼2003年12月13日 (土)   -- No.[8]

今日のテーマ:インターネットラジオから〜人間とは
最近になりやっとRadio@Netscapというインターネットラジオを知りました。そこではブロードバンドの環境であれば、ノンとに24時間、好きなジャンルの音楽を楽しめます。ここのところ、CDプレーヤーはお休みで、朝と寝る前はもっぱらこのラジオでオペラを聞いています。

実は僕はCTをやっているにもかかわらず、全部の古楽が好きなわけではありません。古楽系のオペラは全曲聴くのは辛いこともあります。大昔の音楽会では、日本の歌舞伎のように客席で物を食べたり、おしゃべりしたり、ボックス席は社交場となっていたのです。時折すばらしい音楽にも耳を傾ける?といったほうが正しいかもしれません。筋と関係ない長い(けれども美しい!)ダカーポアリアがちりばめてあるので、そこのとこになってから真剣に聞くとか、、、
でもモーツアルト以降のオペラはなかなか全編見ごたえ聴きごたえがあります。もっとも好きなオペラはというと、ミーハーといわれようと「カルメン」「フィガロの結婚」「椿姫」「ラ・ボエーム」
僕の大学時代が、今も二期会で大活躍されている日比啓子先生が広島大学で教鞭をとられていた時期とちょうど重なっており、たまたま非常に優秀なソプラノのピアノ伴奏をさせていただいたので、いろいろなアリアを知りました。
そんなことを思い出しながら、インターネットラジオから聞こえるなじみのあるアリアに出くわすと、そこでやってタイトルを確認しているといった感じです。


今日は仙台でクリスマスコンサートでした。ギタリスト千葉真康さんの故郷であるということもあって、数百名のお客様に恵まれました。皆様が満面の笑顔を浮かべ、帰っていかれる姿を見、大変な幸せを感じます。CDもサインがなかなか追いつかないほどに売れたようです(笑)スタッフの皆様ありがとうございました。

自衛隊のイラク派遣が決まってしましました。パレスチナ問題は非常に根深く、ざっくりいってしまえば親族関係の争いのようなものです。だからこそ解決が難しい。強い宗教観をもたぬ日本人には到底理解できないものがあります。進化してきた動物は、食物連鎖のなかに組み込まれ、弱肉強食の世界を生きぬき、狼やサルに見られるような上下関係と、縄張り争いのなかで生きています。人間が大脳皮質という知性を抱くようになり、本能を超えた存在として生きることをあたえられたのなら、どんな大義よりも、命の尊さを一番大切にできる社会を築けないものでしょうか。それとも、私達人間も、この叡智をもってしても、宇宙の長い歴史に飲み込まれて絶滅にむかって進んでいくのでしょうか?

新聞やニュースを見るたび、なぜ??そして、自分の無力さを痛感します。

僕は私生児として生まれ、無意識のうちに「自分は望まれずに生まれてきたのではないか」という疑問を深層に持ちながら生きてきたことに最近気付きました。

「みんな、自分で、生まれてきたかったから生まれたんだよ」

僕の魂がどんな輪廻転生を経てきたか知らないけれど、再び生まれてきたくなって自ら生まれることを選択したのです。
紆余曲折を経て、この声を生かす道を選びました。多くの方々を喜ばせたくて僕は生まれてきたんだと確信しています。この歌声をもって!いまはただ、それを全うすることだけに専念しましょう。そこから何か平和への糸口を見つけ出してゆきたいと思っています。


▼2003年12月11日 (木)   -- No.[7]

今日の本:ジュリア・キャメロン著:やりたかったことを、やりなさい
現代は the artist's Way
すなわち人間は創造的な生き物です。、がしかしさまざまな障害、大人になってゆく過程で直面する、親の忠告や、親しいはずの友人の言葉。これらによってだんだんと創造的でなくなってゆく。

これを読むのに勇気のいる人、また勇気付けられるひとさまざまだと思います。しかし一読を是非お勧めします。あなたの中に眠っているなにか居心地の悪さとか、腑に落ちない気持ちが解き明かされてゆくかも知れません。

ちなみに僕はamazonの中古で買いました。ある友人からの薦めでした。彼もまた自由業を選び、世間の枠にとらわれず常に成長しようとしている人物です。鈴木さんありがとう。


▼2003年12月 9日 (火)   -- No.[6]

今日のテーマ曲:ショパン作曲ピアノソナタ第2番
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリの弾くさまざまな作曲家のピアノ曲を集めたCDボックスを購入。その中ほとんどはライブ録音で音質もそれほど良くないのですが、さすが聴かせます。
この曲もその中に入っていました。僕は大学4年の後期の試験で弾き、試験では結構めためただったのですが、なんとか卒業演奏者のメンバーに入り、卒業演奏会に出演しました。思い出の曲です。
最初のフレーズを「愛って何、愛って何、恋ってなに?」ってなぐあいに替え歌があったりして。何か心に迫りくる緊張感溢れる第一テーマと安らぎに満ちた第2テーマ、それらの綾の展開部とスケールの大きいけれど繊細な、なにか若さに満ちた第一楽章が特に好きです。また葬送行進曲つきのソナタということでも有名です。

今日は塚田先生の日本歌曲のレッスンでした。
古い日本語の詩に触れれば触れるほど、日本人の繊細で、奥深い心の写しである言葉の巧みな使い方に心打たれます。

やるせないような、うら寂しいような、物悲しさ。
最近音楽を聴いたり、ふとした風景や、風にそんなものを感じます。特に日本歌曲を歌っていてそういった思いにかられることが多いのです。人間は必ず死すべき運命にある。そして普遍なことは物事は必ず変化するということ。物事の移ろいにふと目を留めると、切ない気持ちになります。でもそれは決して後ろむきな意味ではなく物の風情を感じると言ったほうがいいでしょうか。
物事をより深く感じられるようになったのでしょうか?
少しは大人になってきた証拠に思えます。ただ、ものの本質を本当には理解していないのに(それはそうたやすいことではないはず)知った風な大人だけにはなりたくないものです。


▼2003年12月 7日 (日)   -- No.[5]

今日のテーマ曲:影を慕いて
先日、テレビで(12チャンネル)で遅咲きのソプラノとして有名な関定子先生がいわく
「演歌の歌手の方を尊敬しております」

彼女は今日の東京オペラシティのコンサートでも後半は「悲しい酒」や「愛燦燦」など演歌とよばれていた演目を中心のプログラムをくんでいます。

今日は札幌のコンサートでギターとともに日本歌曲も歌いました。先日札幌のコンサートでご一緒した大楽先生いわく」演奏家が途中でしゃべったりしただけで品がないとかいわれるんですよ。」

東京でもまだ、クラシックのコンサートはただ演奏するだけのものが多いのは事実です。しかし、ここのところいろいろ趣向をこらしたものが増えてきています。演奏者がMCをつとめるのは当たり前、曲目もジャンルを超えてさまざまになっています。

聴衆のみなさんも、「よくわからなかったけど、有名な人らしいからきっと良かったんだろう」とか「なんか難しげでねむかったけどそれは私が音楽を良く知らないからだ」などと自分を責めるのをやめましょう。

面白くないのは舞台上の演奏家のせいなのです。クラシックもエンターテイメントであるべきです。そうでないなら、聴衆は権威にだまされて、難しいものを聞いたという「高尚な」気分を買うために大枚はたいたことになります。まあそういうのもあっていい。
でもお祭りのような明るい顔になって舞台と聴衆が一緒に楽しくなれるコンサートこそ本物ではないでしょうか


▼2003年12月 5日 (金)   -- No.[4]

今日のテーマ曲:井上陽水「少年時代」
午前中に二宮にある幼稚園でコンサートに行って来ました。
東京芸大講師のヴァイオリニスト白井英二先生の母校だそうです。というわけでもう数年以上この幼稚園ではおかあさまと園児のための鑑賞会を開いているのだそうです。

3歳から5歳児の反応はいたって自然そのものです。ツィゴイネルワイゼンでピチカートがあるとけたけた笑い転げてほんとに楽しそうです。

子供たちようの鑑賞会のあとに、短い時間お母様のためにも演奏しました。プロデューサーいわく「いつもホールで聞いているからこういうわりと狭い場所だとちょっと色っぽすぎるねえ」
そうか僕の演奏は色っぽいんだ!!

かつてヤマハ音楽振興会に勤務していたころ、ちょうど2歳から10歳くらいまでの教科を担当しており、いろいろ研究会を開いたりカリキュラムの改編に立ち会ったりしていました。また2歳児はダウン症の子供とお母様の教室を開いていました。また新人講師の研修を仕切っていたので幼稚園にお邪魔させていただいて研修も行っていました。
あれから5年半、久々にそのころのことを思い出しました。ほんとに小学校に上がるまでの音楽教育、情操教育がとても大事なんです。母子分離不安のあるこの時期こそお母様といっしょに音楽を楽しむ姿勢をつくっていただけたらお思います。音楽という非常に高い次元の楽しみを親子で共有できる良い機会です。


▼2003年12月 3日 (水)   -- No.[3]

今日のテーマ曲:阿久悠作詞「北の宿から」
今日は、青山で打ち合わせののち、パルコ劇場にて、阿久悠さんと内野二朗さんプロデュースの「時を翔る歌〜翔歌〜第一回ガラコンサート」の第5夜目、中島啓江さんと小原孝さんのステージを見に行ってきました。

四季のメロディー、花、世界にひとつだけの花、悲しい酒など演歌からポップスまで、日本の素敵な流行り歌のかずかずが聞けました。トークと素晴らしい演奏で2時間半近いプログラムを楽しむ事が出来ました。カラオケとかで歌ってみようと思う歌がたくさんありましたよ。もちろんステージでも。

都はるみさんのこの曲は小原さんのショパンのコンチェルト風ピアノにのせて中島さんがスケール大きく歌っていました。

クラシックを歌っている僕でさえ、多くのクラシックコンサートでは飽きてしまって退屈します。正直なはなし。趣向を凝らしてあればあったで、演奏が子供だましだったりして、、

今日のコンサートを聴いて、クラシックのみにとらわれている音楽家たちを思うと何だか気の毒な気にさえなりました。自己満足のようなクラシックコンサートのプログラム。業績のためのようなコンサート。価格を下げたり無料券を撒いたり、弟子をつかって券をさばいたりして、クラシック業界はお互いにお互いのクビを締めあって、閉塞状態です。
聴衆も「よくわかんなかったしちょっと疲れたけど、これがクラシックなんだろうな」「難しそうだけどこれがいいんだよねきっと」みたいに知ったふりしないで、つまらなかったらそうはっきり言えばいいのに、なんて思います。ちょっと過激でしょうか?
クラシックのコンサートで顔が晴れやかになって帰れるものがもっと多くなればいいのに、と思います。


さて、先日、東京12チャンネルで関定子さんいわく「演歌の方に学ぶところが大きいです。」

演歌とかポップスとかジャズとかシャンソンの垣根をこえて今日は中島節、小原節を聞かせていただいて、非常にインスパイヤーされました。

僕も藤岡節であらゆるジャンルに挑戦しますよ。


▼2003年12月 2日 (火)   -- No.[2]

今日の一言:あなたの人生のテーマは?
人生なんて死ぬまでの暇つぶし。

宇宙の長い歴史を130?とすると100年生きたとしてもたった1?。

昔から自分の仕事を振り返ってみて、社会に出てから自分が満足できたことは何かというと、人が喜んでくれること、人を喜ばせることでした。

今歌手となって、より強く実感しています。

僕の人生のテーマは、どれだけ多くの人々を心から喜ばせることができるか。その喜びとは深い自己実現にも近い喜びのことです。静かな感動とか、弟子にかんしては自分の居場所を見つけた喜び安心感とか、歌うことによる自己実現の喜びです。

マズローの5つの人間の欲求でいうところの上のほうの段階の喜びを与えたい。
そう思うこのごろです。


▼2003年12月 1日 (月)   -- No.[1]

今日のテーマ曲:ジョージ・マイケル「フェイス」
結構古い曲なんですが、、
あまりポップスのCDを買わない僕がかった最初のCDです。
たしか自動車のCMに使われていて探して購入しました。そのほかフレディー・マーキュリーとかもちょっと前CMで使われていて、なかなかいいではないか、ということでDVDを友人に借りたりしました。

今日なぜポップスかというと、レッスンをしているとき、隣のレッスン室でバンドが練習していました。時折ドアの開け閉めの際にもれるその音に、、、

ああ、楽しいそう!これじゃあ下手なクラシック聞くよりこっちの方が良いにきまってる。

そう思ったのです。

クラシックの音楽家が、(観客に迎合するのではなく)観客を楽しませるということをもっと意識しなくてはならないのではないか、そういう問題提起をされたわけです。

プログラミングしかり、確かに玄人向きのプログラムでのコンサートも必要ですが、基本的には常にお客様にお祭りのような楽しい気持ちになって帰っていただけるようなプログラミングを心がけたいと思っています。そういった意味でジャンルを超えたヴォーカリストとして活動したいと思っています。

純クラッシックの方からは、異端と思われたり、いろいろ歌うから、どれも本当はきちんと勉強していないんだろうとか、中傷メールが来ることも多々ですがね。(笑)