性について69
次に、パートナーと共に、行う場合である。
ゆったりと横たわり、パートナーに性器を刺激して、もらう。
二人共に、相手を喜ばせるためではなく、自分の感覚に集中するということが、大切。
最初は、呼吸法により、レベル4の、プラトーを維持させる。
レベル4に達したら、大きく深呼吸をして、興奮状態を落とす。
パートナーが刺激を続けていても、レベルを落とすのである。
3,5辺りにきたら、また、興奮状態を上げる。
レベル4を、超えたら、再び深呼吸をして、レベルを下げる。
呼吸の強弱だけで、レベル4の、プラトーを10秒から、15秒維持させるのである。
それが出来たら、次に、PC筋を収縮させて、レベル6の波に乗る。
パートナーに性器を刺激してもらい、レベル6の興奮状態に達したら、PC筋を、二度、三度と、収縮させて、興奮状態を、止める。
興奮状態が、下降してきたら、また、パートナーの刺激をじっくりと、味わう。
レベルが、6,5あたりまできたら、PC筋を収縮させて、レベルを下げる。
そうして、レベル6のプラトーを、15秒程度、維持させる。
この、プラトー自体に、快感を感じるようにもなる。
一気呵成に、オーガズムに達する、つまり、射精を急ぐのではなく、興奮レベルを楽しむという、姿勢である。
次に、体の動きを変えることによって、プラトーを維持させる、エクササイズ。
それは、一人の時とは、違う。
パートナーがいるので、それに従うので、自分で、体の動きを変えるのである。
レベル7まで興奮させて、腰を回転させたり、前後に揺らして、興奮状態を、レベル7まで高める。
レベル7まで、きたら、腰の動きを止める。
レベル7より、下がったら、再び腰を動かして、レベルを上げる。
腰の動きを加減しつつ、レベル7の、プラトーを15秒ほど、維持させる。
最後は、意識を変えるもの。
今度は、刺激されていない場所に、意識を変えるもの。
パートナーが亀頭を刺激していると、それは、刺激に敏感になり、興奮状態が、急激に、上昇する。
興奮状態が、レベル8まで、高まったら、亀頭ではない、陰嚢などの、部分に意識集中させる。
意識を変えると、刺激をかわして、レベルが下がる。
下がったら、再び、刺激されている部分に、集中する。
意識する、対象を変えながら、レベル8のプラトーを維持させる。
これらの、方法は、好きなエクササイズを、繰り返してよい。
更に、レベルも、自分で、決めて行うとよい。
更に、慣れてくると、四つを同時に使うのが、効果的である。
エクササイズを繰り返すと、四つでも、ひとつでも、自分の利用しやすい方法を、見出すことが出来る。
要するに、興奮レベルの、プラトー、快感を維持させて、楽しむということである。
立て続けに、オーガズムに達する女性は、興奮状態をレベル9,9で、プラトーを維持しているために、レベル10に達した途端、何度も、オーガズムに達することができる。
ペニスを、パートナーに、挿入したまま、プラトーを維持することも、楽しい。
要するに、呼吸法、PC筋を収縮、体の動きを変える、意識する対象を変えるという、四つの、方法で、プラトーを維持させるということである。
それを、自然に身に付けている男もいるということは、知っている。
セックスがとても、好きな男たちである。
さて、余談になるが、この、エッセイを読んで、メールをくれた男がいる。
曰く、自分は、セックスが大好きな男だと、思っていたが、ここまで、やるほどではないと、思った。つまり、俺は、あまり、セックスが好きではない。単なる、射精欲だったのだという、話である。
その通りで、性欲と、射精欲は、違う。
年齢を重ねると、射精欲が減退して、セックス行為を、それほどまでに、好まなくなる。
射精欲を、セックス好きだと、思っていたのである。
だから、射精の、オーガズムが、それであり、それ以上のオーガズムを必要としないということだ。
それは、それでいい。
好きな人が、すれば、いいのだ。
疲れや、ストレスを感じるのは、脳である。
その、疲れや、ストレスを解消するのは、単に、休息しても、取ることは出来ない。
そこで、脳は、別の場所を刺激することによって、それを、解消しようとする。
その一つに、性的反応部分を使うという、方法があるということを、私は言う。
全裸になる。
それも、開放である。皮膚感覚は、性的感覚につながる。
更に、セックス、それに関する、イメージ、エロティックな気分などで、脳を刺激する。
仕事で、エロティックな気分など、持つことは出来ない。
脳の別な部分を刺激して、疲れた部分を休めるというのである。
だから、スポーツも、ウォーキングも、散歩も、脳の別の部位を刺激して、疲れた、ストレスを感じる脳の、部分を刺激して、休息させるのである。
一定の部分をストレスに晒すと、必ず、抑うつ状態になり、そのままだと、鬱病に移行する。
生まれ持った傾向もあるが、脳は、最大限に、生かすことである。
筋肉でさえ、同じ部位を使用していると、筋肉疲労を起こすのである。それと、同じ。
性的感覚を、死ぬまで持つことは、生きるという意識に、素晴らしい活力を与える。
何故なら、人間は、大脳化によって、性的人間になったのである。